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ひとみ打ち上げた日本ロケットの成功率とその反応!苦難の歴史の上に今がある!

昨夕、天体観測衛星ひとみが、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられました。
日本のロケットHIIAは、今回の打ち上げで30回目となり、成功率は96.7%となって信頼性の目安が95%とされるなか、
世界でもトップクラスとなります。

しかし、筆者の脳には、「国産ロケットまたも失敗」とのニュースの記憶がずーっとあり、
この報を聞いたときに、いつからこれほどまでに信頼性を上げたのかと驚きました。

そこで、これまでの国産ロケット開発の苦しみの過去から、どのようにここまで、
這い上がることができたのかをまとめてみました(主としてJAXA資料を参考にさせていただいた)。



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ひとみ打ち上げた日本のロケットの苦難の歴史に迫った!これがあったから、この安心と喜びがあるのだ!!

よく知られているように、わが国のロケットの父と言われる東京大学生産技術研究所の故糸川英夫教授が、
全長23cmの超小型ロケットペンシルロケット(固体燃料エンジン)を用いて、1955年4月12日に公開試射が行いました。
これが、わが国のロケット技術の出発点のようです。

当時は、日本にはまだレーダによるロケットの追跡技術がなかったため、
水平に発射するという方法を思いつき、6日間に及んだ29機の試射はすべて成功を収めた。
糸川教授が「水平でも重力と空気抵抗の影響は十分に調べられる」と言ったことが証明された。

それ以降現在に至る実用ロケットの種類とその結果は以下の表のとおりです。

Book1

この表で、まず眼につくのは、今回の打ち上げに使われたH-IIA型の成功率96.7%と、
その前のH-II型の成功率71.40%大きな差です。一体何があったのでしょう。

H-II型の失敗については、以下のように伝えられています。
1998年、6回目の打ち上げとなる5号機において、第2段エンジンの不具合が発生し
、燃焼時間が短かったため、予定した軌道への衛星の投入に失敗した。
そしてこの失敗を繰り返すまいと注力した7回目の8号機が1999年に打ち上げられたが、
今度は第1段エンジンが飛行中に異常停止し、衛星を投入できる見込みがなくなったため、
ロケットは地上からの指令で爆破された。純国産ロケットは、「2機連続失敗」という窮地に立たされた。

たぶん私には、この頃の放送が耳に残っていたのだろうと思います。

上の表では、H-II型の前の、N-II 型、H-I型とも成功率100.00%となっていますが、
これは、実は、1970年に米国の『Delta』ロケット(液体ロケットエンジン)の技術が導入されて開発された
「N-I」ロケットが発展してきたものであった。

即ち、信頼性はあるが、肝心なところが、外国技術のブラックボックスであった。
これでは今後の進歩がないとして、初めて国産化を果たしたが「H-II」ロケットである。
5回目の打ち上げまで、順調に成功していたものの、先の2回の失敗で、試練に立たされた訳である。
原因はまさに液体ロケットエンジンの問題であった。

「H-II」ロケットはついては次に予定されていた7号機を取りやめ、
1996年より開発が始まっていたH-II改良型「H-IIA」ロケット(全体にわたって再設計して構造を大幅に簡素化し、
一部に海外の安価な製品を利用することで、信頼性を高めながらコスト競争力を回復させた)に切り替えて
これに全力を上げることとなった。
その後、H-IIAロケットは、2001年の1号機から5号機まで順調に打ち上げを成功させたが、
2003年の6号機で初めての失敗をした。

当時の報告を見ると、ここでもかなりの窮地に立ったとしており、
半年かけて、その失敗の原因を固体ロケットエンジンの4つのファクターに絞っている。
当時の担当者は「日本の固体ロケット技術を過信していたのは事実です。
日本の宇宙開発は、つま先立って世界のトップレベルに並んでいる状態で、
これから踵を地につけて世界と肩を並べるには、さらに経験や技術力が必要です。
今回の事故もこの背伸びをした状態に過信が重なり、問題の本質を見抜けなかったのだと思います。」とまで、述べている。

1996年2月12日固体ロケットエンジンを導入し、ペンシルロケット以来、固体エンジンは国産技術で長い歴史があり自信を持っていたが、
ここでも、これを含めたロケット技術が簡単なものではないことを思い知らされたということであろう。

安全信頼管理体制の見直し、その後の、技術の積み上げを行っていった。
2007年の13号機からは、打ち上げをそれまでのJAXAから、ロケットを製造する三菱重工業が担うようになり、
民間企業の信頼性upの技術を取り入れ、結果として、
最近では、悪天候を除き、機器やシステムのトラブルによる打ち上げの延期は1回も起きていない。
これは世界でも珍しいそうである

また、第1段エンジンを2基に増強した「H-IIB」ロケットについても、
打ち上げた5機がすべて成功と言う快挙を成し遂げている。



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■ひとみ打ち上げた日本のロケットの苦難の歴史に関する日本の反応

 

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

2度の大きな失敗を潜り抜けて、現在の地に立ったといえる
ロケットは、1度の打ち上げに、大きな費用がかかるため、何度も実験して、結果を積み上げることができない。
あらゆることをシュミレーションし、確実な点検で、やっと結果が生まれるものだと思う。
また、1度でも失敗すれば、信頼は大きく傷つき、原因解明だけで、1年近くかかる。
それだけ計画も大幅に遅れ、費用もぞうかする。他の技術にはない厳しい側面である。

今後は、海外の商業ロケットに対抗するために、コストを大幅に下げるとのことだが、
是非勝ち得た信頼を失わずに、世界的なロケット商業ビジネスを成功させてもらいたい

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