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コロンビアのサントス大統領にノーベル平和賞の理由 海外の反応「西部の利益」「操り人形」

2016年のノーベル平和賞はコロンビアのサントス大統領に決定したと10月7日に報道されました。
私だけではないでしょう、ノーベル賞の中で一番胡散臭いにおいがするのがノーベル平和賞です。
例えば日本の佐藤栄作元首相のノーベル平和賞なんかは今堂々とドラマまででも工作的なものであることが周知の事実のように
表現されています。
今回の平和賞は納得できるものなのでしょうか?授賞理由についてと海外の反応を見てみましょう。



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コロンビアのサントス大統領にノーベル平和賞の理由

内戦が50年続いていたコロンビアを9月26に和平交渉を成功させたことが評価されサントス大統領がノーベル平和賞を受賞しました。
しかし、実は10月2日にその合意の国民選挙が行われたところ、わずかに反対票が上回り、茫然とした議員の姿が映し出されていました。
和平交渉は完全ではありません。

最初に断っておきますが、私自身も「ノーベル平和賞は胡散臭い」と書きましたが、ある意味仕方のないことであろう、と思います。
なぜなら、60億人中60億人、平和でいることは不可能だからです。日本でさえも、1億2千万人中、誰か一人に平和賞を与えると言って8割以上が納得できる人なんて100%いないでしょう。平和・平等といった理想論が、本当はすごく泥臭い現実において成り立つことは不可能くらいに思っています。

ですので厳密に8割以上が納得する平和賞というのは非常に難しい。でもノーベルの残したものとして、平和のために尽力したその信念をたたえるものであって、結果に賞するものではないというところはあるのでしょう。
科学とか医学は、未知の分野で「知らない人」が9割以上なので素晴らしいことのように思え多くが賛同できますが平和に関してはそうはいきません。
そういう意味で「胡散臭い」と批判だけするのは浅はかだとは思いますが、尽力した部分については認め称え、かつ、この機会に知らなかった歴史などを学びなおすきっかけとすることがノーベル平和賞の存在意義となると思います。

コロンビア内戦とは?

これは非常に難しいです。簡単にここにちょろっと書いて理解できることではないほど複雑なものであるということを前提に、簡単に書いていきます。

1、元々スペインの植民地だったが大コロンビアとして独立
2、分裂後今のコロンビアに落ち着く。民主主義となる
3、「保守党」(貴族・地主・教会等)と「自由党」(農民・商人・職人等)の2大政党で政権を争い、かなり際どいことをしあっていたが途中で手を結び、数年ごとに交代制で政権を担う
4、キューバ革命の頃、2大政党に不満を持った農家を中心に社会主義思想を持った反政府ゲリラ組織「コロンビア革命軍」(FARC)が誕生
5、政府は利権で腐敗していき、FARCは資金稼ぎのためにマ薬やら誘拐やらひどいことをして危険組織になっていった
6、その後は混沌に。政党がFARCに癒着していたり、映画になりそうな裏取引が横行
7、政府はアメリカの支援を受けFARCの弱体化に成功していった。
8、国際的な問題として取り上げられた過程を経て、2016年に停戦、9月に和平合意。

この5以来の内戦の間、約700万人が戦火を逃れるため家を捨て、犠牲者数は26万人、いまだ見つからない誘拐された人は500人と言われています。

詳しく書くとかなり滅茶苦茶で、簡単に組織を分類できなくなるほどです。もちろん政治不信も根強いです。
とにかく混沌としていましたが、サントス大統領は2012年から和平合意にむけて尽力しました。

サントス大統領批判

今回10月2日の国民選挙で反対派が上回ったことなどで、言われることが「サントス大統領が焦ったため」と言われている。
焦った理由は3つ(と言われる)
1、ノーベル平和賞発表が間近
2、平和志向のオバマ大統領の任期が切れる前に決着をつけたかった(トランプ氏だったら大変)
3、1と2のためFARCに非常に甘い罪状で合意させた(政党復帰・白状すれば罪が軽くなる、他刑の免除など)

このような3の具体的な内容に満足できない国民がいるからこそ、選挙でわずかな1%未満の差で負けたと言われる。
合意の具体的な内容を知るととても納得できるものではない人が根強くいるのが事実だ。



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サントス大統領にノーベル平和賞の海外の反応

それでは海外の反応を見てみよう。今回のサントス大統領の功績をそのままたたえているのか、それとも批判しているのか….

賞賛している反応(ツイッターの大統領への返信のみ)

「神とともにあなたは謙虚に輝いています。あなたと私たちのパトリアアマダのため祝福します」

「おめでとう!今より多くの熱意をもって取り組んでください!このプロセス(平和賞)に値します。」

批判的な反応

「プーチン大統領もノーベル平和賞さ」

「オバマ大統領はノーベルPOS賞を」

「非実績、嘘の束」

「ノーベル平和賞は受賞者のためのものであって、世界のためのものではない」

「ノーベル平和賞は操り人形に与えられます」

「この賞が民間人と武器貿易を爆撃するために与えられたと思いました」

「だからプーチンは自分にあり得ると期待したのさ」

「ノーベル賞委員会はオバマ氏に平和賞の返還を要求します」

「平和賞というのは道徳的に破綻した戦争屋を補償するための、帝国のためのものであり、植民地時代から続く弾圧の継続であり、その他他のくだらない理由のためのものだ」

「ノーベル平和賞は、テロリストのランクです」

「なぜISISリーダーへはないの??」

「いやーヒラリー氏に与えてないのが不思議」

「ノーベル平和賞は、今日では深刻に政治的に偏っている。西部の利権のためのツールとなっている」

出典:https://goo.gl/GoUf9k

大統領は以下のようにつぶやいています。

「この賞は犠牲者のためであって私のためではない。今後我々は一緒に戦い平和そのものを獲得しよう」
(*スペイン語は分かりませんので、翻訳ツールで翻訳して単語を調べなおしたりして訳しました)

ニュースサイトへのコメントは批判しかありませんでした。
陰謀論を含めた、利権があるという前提での批判で、「平和」という名のもとにアメリカから支援を借りて相手をたくさんあやめたわけでありすべてが正当化されるわけではありません。

日本でも安保闘争で議論されたように、そもそも平和の本質がわかりません。すべての人の平和を望みながらも、平和を犯す人を排除したいのか守りたいのかが曖昧な人が多く、そこに自己矛盾が生じいったい人々が本当に望んでいる平和とは一体何か?という根本的な問題に立ち返ってしまいます。平和や幸せは、その反対概念の上に成り立っているのも否定できない真実です。だからこそ平和賞というのは誰も定義ができない曖昧なものなのではないでしょうか。

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