3Feb

ジカ熱予防について筆者が一番分かりやすかった説明が中国サイトでしたので紹介します。
世界保健機関(WHO)は1日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるとして、
各国にジカ熱の感染状況の監視強化や流行拡大を防ぐ措置、ワクチンの開発研究などを勧告した。
日本でも厚生省が「ジカウイルス感染症に関するQ&Aについて」をホームページに載せて、注意を呼びかけている。
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ジカ熱を予防するには?中国にとてもわかり易い記事が載っていた!
ジカ熱を予防に関する
重要情報の広報のやりかたについて日本と海外の違いを比べて見ましょう。
■ “ジカ熱を予防するには?”の日本の記事
厚生省のホームページの内容は以下である。
・蚊(日本ではヒトスジシマカ)が、ジカウイルスを媒介するが、
感染したヒトから他のヒトに直接感染するような病気ではない。
・症状はデング熱やチクングニア熱より軽症だが、妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性があり、
ブラジルにおいて小頭症(先天的に脳の発育が不十分)の新生児が増えており、
ジカウイルスとの関連が示唆されている。・ジカウイルスに対する特有の薬は見つかっていない。
・アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生し、近年は中南米で流行している。
・ヒトスジシマカの国内の活動時期は概ね5月中旬~10月下旬頃までで、越冬せず、
国内での感染の可能性は小さいが、妊婦の流行地への渡航を控えた方がよい
以上がQ&Aの形で、文章のみで掲載されている。疑問を持った点にだけ、
回答を得るのには、効率的だが、一目で全体を掴んで、理解するというわけには行かない。
他の日本の各メディア報道記事も、文章中心で、大同小異に思えた。
ツイッターの反応は?
あらためて一昨日もコメントしましたが、リオ五輪、パラリンピックもあり警戒が必要。頭痛や皮疹という初期症状で専門の検査をしなくては感染に気がつきにくいといいます。ワクチンや特効薬もないので最大限の警戒も。https://t.co/WZIvPzDAz7 #NewsPicks
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) 2016, 1月 28
ニューヨークで3人陽性…ジカ熱が広がりを見せている。
:https://t.co/6YYNKiErGB今年の夏は日本でもデング熱と並び要警戒かも知れません。
秘密のたからばこに記された予言が現実のものに… pic.twitter.com/5256aYJSxR
— ganen (@ganen_kai) 2016, 1月 24
*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。
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■ “ジカ熱を予防するには!”の中国の記事
中国の2016-01-27“仏山日報”に視覚に訴える非常にわかり易い記事が載っている。
「警告!妊娠予定または妊娠中のひとはくれぐれもこの地区に旅行してはいけません!ウイルスが今拡散中です・・・」と題して、
以下の内容をわかり易く伝えています。
近々外国へ旅行または出張を予定指定している若者、同伴者は注意!
WHOはジカウイルスについて、
全世界に警告を出した。もし妊娠している女性がこのウイルスに感染すると新生児が畸形になる可能性がある!発生している世界の地域の地図
感染経路
特効薬がないこと
感染後どんな症状が出るか(1/4には症状はでない)
正常人と小頭症の頭部のレントゲン写真
感染危険国家22カ国のリスト
感染を防ぐ方法(蚊帳を使うなども)
蚊の発生場所の例(古タイヤに溜まった水なども)出典:http://goo.gl/01RNA8
漫画や地図、写真で示されており、一目見てわかり易く表現されています。
仏山市は、広東省の省都の広州市のとなりにあり、
日本より、発生の危険が大きいのかもしれませんが、
こういうところは見習いたいものです。
■関連記事
・ジカウイルスが続々と中国国内へ!その感染経路と症状、海外の反応は?
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