15Jul

ドーピングに引っかかり土下座してリオ五輪出場を懇願した韓国の水泳選手パク・テファンに
7月9日になんとオリンピック出場確定となっていることが分かった。
日本では考えられないことで大炎上している。
韓国ではいったいどんな反応になっているのだろうか?
その経緯と海外の反応を見てみよう。
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パクテファンが土下座してリオ五輪水泳出場確定に!海外の反応
これまでの経緯については後半書きますので
ドーピングに引っかかったパク・テファンがオリンピック出場確定となった韓国では
どのような反応になっているか、見てみよう。
言うまでもないが日本のYahoo!ニュースでは大炎上で、ざっと見た感じ肯定している人は
1人も見当たらなかった。
韓国については実際のところ、ニュースサイトを9サイトチェックしたが非常に反応の数は少なかった。
1サイトだけ9コメントあり、あとはツイッターからの引用となる。
■韓国の反応
「薬を服用をして、真のスポーツの精神が何なのかも知らない選手が国民の税金で太極マークつけて代表にいくのが本当に面白い話だ。頭を下げて懇願してくる人間にこれ以上何を期待するのか?国民の税金で出場するのが本当にお金もったいない。」
「実力も精神もオリンピックとはほど遠くなった人物だ」
「パク・テファン選手は、彼とその父親の行動が問題が多く、それが世間の批判の的となりました。
あまりにも傍若無人に行動しているのをみて、周りに友軍が多く離れたのです。
今回の五輪出場によって、パク・テファンは再びお金と名誉を与えるかもしれませんが、それを与えた大韓体育会と大韓民国の権限はひどいものだと見なされます」
「心が歪んだ人だ。自制してほしい」
「すごい、なんてことだ。どうして党は文句を言わないんだ」
「なぜ政府は静かで、この火を消そうとしないんだ?」
「体育協会からの謝罪の言葉はなかったな」
「国民の70.9%が彼の出場を承認した」
(5月に国民アンケートをとった結果、特に60歳以上の(賛成82.8%、反対11.7%)で賛成世論が最も高かった。性別では、男女ともに賛成の意見が優勢だったが、女性(賛成74.1%)が男性(67.6%)よりも高かった。)
出典:http://goo.gl/eHIH0T&ツイッター
ニュースサイトへのコメントは全てが否定的であったが
5月の国民アンケートでは7割が賛成していたことが分かり衝撃を受けた。
つまりは世論が後押ししての五輪出場ということなのだろうか。
後述するが決定的となったのはそれだけではない。
日本では全く考えられないし、ロシア選手の多くが出れないことと天秤にかけると考えられない。
賭博とドーピングを天秤にかける人もいる。
どうしてこうなったのだろうか。
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パク・テファン五輪確定までの経緯
これまでの経緯を振り返ってみよう。
まずパク・テファン選手だが、韓国水泳界のヒーロー的存在である。
日本で言えば北島選手といっていいでしょう。
特に2006年アジア競技大会での活躍がすごく
200m自由形、400m自由形、1500m自由形で金メダルを獲得!
100m自由形で銀メダルを獲得!
400mリレー、800mリレー、400mメドレーリレーで銅メダル合計7個のメダル
を獲得して、大会最優秀選手に選ばれました。金メダル3個と言うことで韓国でもお祭り状態でした。
2008年の北京オリンピックでも400m自由形で金メダル、200m自由形で銀メダルを獲得しています。
しかし2014年9月に行われたドーピング検査で反応し、
筋肉増強効果の「テストステロン」の成分を含む注射を受けていたことが確認されてしまったことが今回の発端となります。
しかし、パク・テファン側としてはこれをした医師がいけないとし、医師を告訴している。
調査は継続しているが、大韓体育会が2014年7月15日に制定している
韓国代表選抜規定第1章5条6項の
「体育会と競技団体から禁止薬物服用、薬物使用許可またはあおる行為により懲戒処分を受け、懲戒が満了した日から3年が経過していない者」
に該当する状態となったため、リオ五輪は絶望であった。
2015年3月27日に謝罪会見を行い「ドーピング判定後、毎日が地獄のようだった。時間を元に戻すことができたら…と何度も考えた」と語り号泣したことがニュースとなった。
その後2016年4月の国内大会で3種目優勝したことで国内ではリオ五輪に出場して欲しいという要望が高まった。
たしかにヨーロッパではルールはゆるく、五輪に出場した選手はそれなりにいるようだ。
監督も土下座してリオ五輪出場を懇願した。
2016年5月2日にパク・テファンは仁川市庁で開かれた市長の会見に同席して突然
「水泳選手はプールで成績・結果を持って話さなければならない」と語り土下座をしたのが日本でも報道された。
しかし5月11日、大韓水泳連盟はリオ五輪候補者リストから除名を宣言。
7月1日、ソウル東部地裁がスポーツ仲裁裁判所(CAS)の決定がパク・テファンの訴えを認めるであろうと予想して
CASを尊重するという前提で、パク・テファンの出場資格を臨時に認めると発表。
これが決定的になり、候補者リストに載り、出場が可能となった。
韓国の競泳・朴泰桓選手、一転リオへ ドーピングで処分“土下座金メダリスト”、CASが代表資格認定 https://t.co/0hRXZj6ngj pic.twitter.com/pbcqhynVBo
こんな急に一転するなんてスポーツ仲裁裁判所に賄賂でも渡したとしか思えない。
— まりっぴぃ (@maripp0126) 2016年7月8日
このような経緯であった。
日本人としては信じられないと思うが
ヨーロッパなどでも前例はある。
これらを桃田選手やシャラポワ選手などはどうみているだろうか…。
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