14Mar

ブラジルはこんな状況でオリンピック大丈夫でしょうか??
反大統領デモということで、よくあることだと思っていたのですが
なんとその人数300万人!
ブラジルの人口が2億4千万人ですから1.25%の人がデモに参加していたということです。
日本で言えば、割合的に兵庫県民全員(150万人)という感じです。
まさにオリンピックが危機であるというのは過言ではなくて
ジカ熱流行に加え、工事の遅れ、政権のゆらぎ、もはや逆風しかないように見えます。
なぜ大統領に対する批判がここまでふくらんだのか?と海外の反応を見てみましょう。
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ブラジルオリンピック危機!?ルセフ大統領デモで歴史的300万人デモはなぜ?
かねてから、経済的にも政権的にもブラジルオリンピック大丈夫?危機だよね?
という話があるのでこういう大きなデモがあると本当に心配です。
8月まで5ヶ月ですからね。
どっかの証券会社の2016年x大予想で「リオオリンピック中止」とあって
笑ってみていましたが、そのうち笑えなくなったりして…。
ルセフ大統領がなぜここまで批判されるのか簡単に見ていきましょう。
3月初頭の報道では既に支持率13%とされていたので
この数字からも政権維持自体不可能くらいですよね。
このへんの大統領評価も1992年以来最低、と報道されています。
ちなみに女性大統領です。
5 Things to Know About Dilma Rousseff’s Troubled Presidency https://t.co/VZx0xMONW2
— Christian Tharp, CMT (@cmtstockcoach) 2016年3月13日
不満点は以下
・消費者物価指数7%上昇 今年
・公共料金の値上げ
・などなど経済が悪化する一方
・ペトロブラス石油会社への汚職疑惑
>>30人以上の連邦議員が関与している可能性
・側近である前大統領がマネーロンダリングの容疑で訴追されている
とまさに泣きっ面に蜂状態です。
しかし、もちろんオリンピックは政権が大きく関わっているわけですから
心配ですよね。
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歴史的デモに対する海外の反応
今回、歴史的とまで報道される反ルセフ大統領デモに関しての
海外の反応を見てみましょう。主にツイッターから
デモの凄さの写真もつけておきます。
Civil unrest in #Brazil, massive anti-Dilma protest today https://t.co/J9oE2mISh3 #DilmaRousseff pic.twitter.com/yVbVsRToUs
— Peter Colder (@petercolder) 2016年3月13日
「3.5ミリオン、これは世界最大デモですか!?」
「このインフレにブラジル人は耐えられない」
「ルセフは恥ずかしさで顔を赤らめるべきであろう。これほどのデモだ。」
「オリンピックの見通しが良くない…。ルセフ大統領のせいで」
「私には分からない。政権発足時から、賄賂や汚職問題はあったでしょ?」
「ブラジル人は、また新しく賄賂汚職をする大統領を待つことが出来ないのさ!」
「まともな経済対策をしたら存続しただろう」
「今の大統領はブラジル人の未来を危機にさらすだろう」
「ブラジル人はデモで世界に示そうとしている」
「これは最大、かつ最も平和的なデモだ」(ブラジル人)
「オリンピックに影響を与えるものがまたひとつ。ジカウイルス、ルセフ」
出典:ツイッター
そういえば、ジカウイルスでもオリンピックが危機だという話もありましたよね。
ブラジル試練ばかりです。
オリンピックへの遅れも深刻な部分もあるという話も聞きますし
非常に心配です。
しかし、このままだと暴動起きますし
本当に退陣するしかないのではないでしょうか。
それはそれで新政権がオリンピックなど大変ですね。
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