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子供の肥満問題の原因は生活習慣だけじゃない!上海の大規模調査で分ったある物質!

子供の肥満問題というと、いかに運動させ、どのような食べ物を食べさせるかという生活習慣を見直すことが、
奨励されますが、上海の復旦大学の3年にわたる大規模調査の結果、大きな原因の一つが分かりました。

今年の2月下旬に、中国メディアは、上海の復旦大学が発表した「子どもの抗生物質の過剰摂取」の実態報告を大々的に報道した。
上海で就学中の児童を対象に行った最新の調査によると、被験者の8割から少なくとも1種類の抗生物質が検出され、
およそ3分の1からは複数検出された。尿中の抗生物質の量が多い子どもほど肥満の度合いが高かったとしている。



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子供の肥満問題は生活習慣が原因ではなかった!上海の大規模調査で分ったこととは?

復旦大学公共衛生学院の研究によれば、浙江地区の児童の尿サンプルを採取して3年以上の研究を行った結果、
児童期に、抗生物質に晒されることが、児童の肥満のリスク要因のひとつであることが分かった。

2012年から毎年江浙沪三地区の学齢児童の尿サンプル1500人分を集め、2014年まで継続した。
尿サンプル中の抗生物質の高い流量検定方法を探索した。
18種の抗生物質が尿から検出され、検出頻度は0.4-19.6%で、地域差が明らかにあった。
1種以上の尿中の抗生物質が検出される頻度は58.3%、2種以上の頻度は23.5%。

また、上海地区の586名の8歳から11歳の児童の尿中から21種の抗生物質が検出され、
79.6%の児童からは21種中の少なくとも1種の抗生物質が検出された。
学童をグループに分けた研究で、肥満と抗生物質の量の相関がみられ、
食品中の抗生物質が児童の肥満に関係していることが分かった。

中国では、2013年抗生物質の使用量は一年で、16.2万トンに達し、世界の使用量の約半分に相当する。
52%が家畜用、48%がヒト用で、5万トンが、水、土地環境に排出される。

中国の子どもに肥満が多いのは、抗生物質を大量に摂取した家畜の肉を食べているからで、
尿中の抗生物質の量が多い子どもほど肥満の度合いが高かったとしている。

肥満以外にも、抗生物質の大量摂取は、薬が効かない耐性菌の出現を招くという深刻な問題を引き起こす
中国南部ではあらゆる薬が効かない「スーパー耐性菌」が出現したという報道もある。

子供の肥満問題は生活習慣だけが原因ではなかった!上海の大規模調査で分ったこととは?の日本の反応と海外の反応を比べて見ましょう。

■海外の反応

中国ブログ微博に、3月3日にPETAアジア動物愛護協会が、復旦大学での調査結果を引用した上で、
「世界の半分を占める全中国の抗生物質は何処に行ったか?」と題した記事をのせている。
抗生物質は特に家畜動物に使われ、最後は食物連鎖で、ヒトに行き着く。

肉、卵、ミルクなど動物製品を食べるのをやめなさい。抗生物質を減らすだけでなく、
ホルモン、飽和脂肪摂取を減らし、肉食による他の危険を防ぎますということを結論としています。
これについての網友(ネットユーザー)のコメントが載っています。

ただし、調査結果を動物愛護のために、肉を食べるなという方向に導いていた記事ですので、
抗生物質の使用を社会としてどう減らすかの観点からは議論がずれています。

華喇子摸過:急性白血病の原因は抗生物質の乱用による。
抗生物質が新生細胞膜に作用し、・・最後に、免疫細胞異常を引き起こす。
3月8日 20:53宠物医生张美君:ベジタリアンになりなさい。肉を食べるより野菜を食べるのがどれほど良いことか。
肉を食べることは命を食べている。そこには、苦痛や、苦しみがある・・
3月9日 19:00达尔文写完进化论突然一拍大腿说:肉、ミルク、卵を食べるなって。栄養の摂取が減ってしまう!
3月3日 17:58Sharon璇子的坏牙牙:実際わが国の肉類産業の存在は、不安全性で、危険が人の健康に及んでいる。
欧州でも、廉価なスーパーの肉卵、ミルク、野菜に同様な問題が起こっている。これが有機食品店で価格が高い原因だ。
3月8日 00:33ManyKawap:あの文章の中心の考えは、わが国の肉類製品の品質を憂慮している、
抗生物質を乱用し、長期使用により、耐薬性をもたらす。よって、速やかに肉類産業をコントロールする方法がないなら、
肉類の食用を減らせば、個人の健康を助けることになる。
3月3日 18:23

 



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■日本の反応

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

日本の児童の肥満が中国と同じ原因かどうかははっきりとはしませんが、抗生物質の過剰摂取は、量に多少の差はあっても、
日本でも同じ問題があります。抗生物質は感染症(細菌を原因とする)に有効な薬剤ですので、効果的な有効量で用いる必要があります。

その外、最近の国際的な研究によれば、抗生物質の過剰使用が、ヒトを形作っている常在細菌叢(マイクロバイオータ)を消失させ、
これが病気の発症リスクを亢進させるといわれています。
即ち現代の疫病といわれる肥満、糖尿病、自閉症、食物アレルギー、炎症性腸疾患、癌などを引き起こす(国際保健学の山本太郎氏)。
ヒトは常在細菌叢との相互作用で、生理機構や免疫を作動させてきたのが、抗生物質の使用による常在細菌叢の多様性や、
中枢細菌を喪失させることがこれらを引き起こしている可能性が高いというものです。

家畜への使用も含め、抗生物質の使用には細心の注意が必要です。

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