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日銀追加緩和決定もなぜ円高に?国内と海外の反応「金融政策の限界を露呈した」

7月29日の日銀会合にて、日銀が追加緩和を決定した。
通例であれば、2013年のあの突然の異次元の追加緩和の発表のように、どんどんと円安になるイメージが強い人が多いことが予想されるが、今回は円高に反応している。政府としても円高阻止の狙いはあったのではないか。
なぜ円高に反応したのだろうか?
また、海外の反応を見てみよう。



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日銀追加緩和決定もなぜ円高に!?

7月29日日銀会合にて賛成7、反対2にて6ヶ月ぶりの金融緩和が決定した。
詳細としては、3兆3000億円としていた上場投資信託(ETF)の買い入れ枠を6兆円に拡大するという内容であったが
恐らく日銀や政府が見込んでいたであろう円安株高とは反対の結果となっている。(株に関しては直後300円安になりその後はもどされた)

特に為替は乱高下した後結局、ドル円で1円30銭ほど下げた。

tuikakanwa

12時16分と12時44分に大きく上下に動いている。
最初の反応は一度上昇したものの大きく下げ、ある程度戻された。
その後44分も一度大きく上昇したかと思ったら大きく下げ、また戻された。投機的な動きもあったかと思うが
結局は市場は「円高」の反応をしたということは間違いない。

なぜ円高になったのか?
単純に言えば、市場の不安を払拭できる内容ではなかったから、ということになる。
ETFの拡大は単純に考えれば需要の拡大を招くもので、対策としては悪くないものではあるが、それよりは円高で経済を懸念し、何度もされている追加緩和の効果の小ささに失望している大衆心理が反映されたのではないだろうか?

新聞やネットでも以下の様な声があがっている。



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「市場では円高への警戒感が上回ってしまった」(日経)
「期待していた緩和内容に届かなかったため」(国内証券のトレーダー)
「ETF(上場投資信託)買い入れの増額のみの理由が一般的には分かりにくい」(SMBCフレンド証券 チーフマーケットエコノミスト 岩下真理氏)
「事前には国債買い入れ増額への期待感があった」「金融政策の限界を感じさせている印象がある」(大和証券・日本株上席ストラテジスト 高橋卓也氏)
「タイムリーな政策だが国債買い入れ増額やマイナス金利幅拡大が盛り込まれなかったことが市場には悪く映った」(第一生命経済研究所主任エコノミスト 藤代宏一氏)
「金融政策の限界を露呈した」(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏)

出典:ロイターhttp://goo.gl/P1YTpE

「ヘリマネじゃなかった失望感で円買い」(個人)
「しょぼすぎた」(個人)
「次の打つ手なしというのが透けて見えるから」(個人)
「完全期待はずれ」(個人)

出典:ツイッター

日銀追加緩和への海外の反応

海外のコメントも早速たくさんあった。
2サイトで300は来ていたので海外からもこんなに注目されていることだと驚いた。
Bank Of JAPANはBOJで訳されて報道されていた。

■海外の反応

*アメリカンジョーク的なものも含まれますので、真に受けすぎないようにお願いします。

「金融工学業界では、超大型ハイパーインフレを起こしてどうなるかを見るためのラットとして日本をつかってるんだよ」

「実際に、金融緩和は行われるべきじゃない。危険だよ」

「円の価値はクラッシュされてデフォルトになるよ。」

「米国の経済学者は働かないと行けないから、日本にあえて悪いアドバイスを送っているのさ」

「まずは日本は人口減少と高齢化対策でしょ」

「誰もが、過去の自分の不始末や不備をカバーしたい。だからこうなった」

「ナンセンス。日本経済はとにかく悲惨なトラブルの中にある」

出典:https://goo.gl/RXalMo

海外では円高になっていることをあまり分かってない人が多いようだ。
現場との温度差を感じた。

現場日本はまったくインフレにならずに困っているというのに…。
しかし、こう金融緩和が続くと2年後に恐ろしいことが待っているのを警戒せざるを得ない。

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