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朴槿恵大統領、親友の機密情報漏洩で支持率も急降下。なぜ?海外の反応と経緯をわかりやすく解説

10月31日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友と呼ばれる民間人女性・崔順実(チェ・スンシル)氏に対して、機密情報を受け取った、との疑いから韓国検察による緊急逮捕が行われました。

単なる民間人への機密情報の漏洩、というだけの問題であれば、ここまで大きなニュースとして騒がれることのなかったこの問題。

現在では過去に例を見ないほどに朴槿恵大統領の支持率が低下しており、韓国社会においては、今後10年の先に暗い影を落とす深刻な事件へと発展してきています。

韓国で一体何が起きているのか?なぜ大問題なのか?

21世紀に入って、朴槿恵大統領政権と韓国が抱えた大きな闇について、わかりやすく今回のニュースを解説します。



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朴槿恵大統領の機密情報問題をわかりやく解説

今回のニュースでは、「朴槿恵大統領が親友に機密情報を漏洩した」という点のみが独り歩きして報じられていますが、この「親友」である民間人女性・崔順実(チェ・スンシル)氏、韓国国内に影響力を持つある宗教家を父に持ち、この崔氏の一族や彼らが持つ財団法人、そして朴槿恵大統領の蜜月の関係や政治介入こそが、今回の問題の本質として語られています。

実のところ、単なる機密情報の漏洩、というスキャンダルでは済まない、深刻な政治状態と国際問題といった側面が秘められているのです。

簡単に現在までの経緯をまとめてみましょう。

【1974年】
朴槿恵氏の父である朴正熙大統領(当時)の妻が、銃撃事件により他界。
・新興宗教団体 総裁・崔太敏(チェ・テミン)牧師が、朴正熙大統領(当時)に接近
崔太敏(チェ・テミン)牧師の後援により、朴槿恵氏が名誉総裁に。

【2015年まで】
・崔太敏牧師の娘、崔順実(チェ・スンシル)氏が朴氏の個人秘書室長と結婚。

【2015年10月】
・文化支援財団として「ミル財団」「Kスポーツ財団」の2団体が設立申請
・(本来なら数カ月の審査のはずが、数日内で)2団体の申請が認可される。

2つの団体の実質運営主が、崔順実(チェ・スンシル)氏であることが発覚

・韓国国内で、2団体に対しての朴槿恵大統領の汚職疑惑が報じられる。
・韓国国内で、崔一族と、朴槿恵大統領の蜜月の関係が報じられる。

・韓国国内で、崔順実(チェ・スンシル)氏に対する、機密情報の漏洩が問題に。
政権人事や北朝鮮問題にまで介入していたとの疑いが挙がる

・韓国国内で、朴槿恵大統領の即刻解任を求める大規模な民間デモが発生

【2016年10月】
・朴槿恵大統領が汚職疑惑に「両財団は財界の主導で設立された」と発言
・韓国検察により、崔氏の自宅および全国経済人連合会の事務所に家宅捜索。

【2016年11月1日】
・韓国検察の特別捜査本部が、前首席秘書官に対して事情聴取

【2016年10月31日】
崔順実氏が、資金流用による職権乱用の共犯、詐欺未遂の疑いで緊急逮捕

【2016年11月4日】
・崔氏一族らによる、政治介入が問題に。

現在、崔順実(チェ・スンシル)氏は、「資金流用による職権乱用」「機密情報を受け取ったこと」「詐欺未遂」等の疑いにより逮捕されています。韓国検察が、連綿と続く政権汚染の真相究明に乗り出せば、単に「機密情報がうっかり漏れてしまった」というスキャンダルのみならず、「韓国の国内政治が、フィクサー(黒幕)によって傀儡政治と化していた」という、韓流大河ドラマさながらの歴史的な事件にまで発展する可能性もあります。

今回の事件では、表面的に見えてくる「機密情報の漏洩」というスキャンダルに、こうした深刻な問題が秘められていることから、ここまでの大きなニュースとして報じられているのです。



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朴槿恵大統領の支持率の悪さ。歴代データとの比較

こうした政治汚染に喘ぐ韓国国内では、朴槿恵大統領の即時解任や弾劾を求める声が強く上がっており、先月10月には国内での民間デモが発生しています。

ここで、歴代の大統領と比較した支持率推移データと海外の反応を見てみましょう。

韓国歴代大統領の支持率推移

韓国・歴代大統領の支持率推移
(翻訳元:http://www.ilbe.com/8984133466)



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海外の反応まとめ

韓国の反応

「パク・クネが新記録を書く直前だ」

「今年(の支持率)は、不動産のような暴騰になっている! 」

「語るべきがない。この任期は不正だ。」

「ニュースが国を罵り大統領を罵るのはパク・クネの時も昔も同じ」

「イ・ミョンバクはパク・クネの後光で晩年も支持率高い」

「毎回、毎回、人は飽きない動物だよね」

海外の反応

「世界中でパククネのスキャンダル報道がはじまったな」
(アメリカ)

「いまこそアメリカ在住のベトナム女性はハン問題への嘘に対する謝罪を求めるよ」
(アメリカ)

「パククネには神の怒りが下ったな」
(チリ)

隣国のスキャンダルが、深刻な国際政治や外交問題へ波及してしまわないことを祈るのみです。

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