14Sep

豊洲市場問題で市の信頼が揺らいでいる。早速小池百合子都知事がメスを入れていて、石原元都知事は騙されたのか、と発言している。
実は今回の豊洲市場の盛り土問題は責任がどこにあるのか?設計業者・ゼネコン・都と様々な業者・団体が関わっているだけにとても曖昧だ。
単純に業者とは言い切れない事実がある。詳細を見てみよう。
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豊洲市場ゼネコンの盛り土の責任はどこにある?
豊洲市場の問題をかなり簡略化して説明すると以下のようになる。
・築地市場は豊洲に移転を計画されていて、石原都知事時代から動いていた
・豊洲は土壌汚染問題で移転を反対する声も多かった
・しかし、その対策として専門家が「ガス工場操業時の地面の下2mを掘り、きれいな土と入れ替え、その上に厚さ2・5mのきれいな土壌を盛る(盛り土)という対策を行うことで、食の安全・安心を十分確保していくことができる」としその方向で進むことになった
・その対策のために予算を858億円投じた
・しかし水産卸売り場棟の地下空洞の水たまりなどがあったので調査をして蓋を開けてみると「盛り土」がされていなかったことが発覚
・いったい858億はどこにいったのか?
・盛り土をしなかったのは誰の判断なのか?設計者?ゼネコン?都?
かなり簡単にはこのような流れとなる。
設計業者
設計業者は非常に名のあるところでこれまで東京タワーやみなとみらい21、ミッドタウンなどを設計してきた
日建設計という業者。
すべてではないが、要所の青果棟(5街区)水産仲卸売場棟(6街区)水産卸売場棟(7街区)を日建設計が単独受注した形となる。
設計すべては27社が関わっていると言われています。
ゼネコン
ゼネコンは21社と言われている。
清水建設
大成建設
東急建設
鹿島建設
大林建設
竹中公務店
戸田建設
西松建設
熊谷組
東洋建設
鴻池組
錢高組
東亜建設工業
飛鳥建設
大日本土木
株木建設
岩田地崎建設
名工建設
新日本工業
京急建設
TSUCHIYA
都の判断
都は外部の専門家の判断を仰ぎながらも、2013年の内部資料によると都が独断で工法を変更していたと一部週刊誌が公表している。
最新のニュースでも都は盛土の重要性を認識していたとされている。
週刊誌の報道を信じるのならば「都」に責任があると言える。
しかし、その最終的判断をしたのは誰なのか?858億円がどこに消えたのか?
なかには猪瀬氏が告発して悪者の象徴となっている元都議連の内田氏の名前を挙げる人も多いが真相はわからない。
ただし、都の判断としても、ゼネコンが工事をする段階で「おかしい」と気づく声はあっても良かったという指摘も多い。
ベンゼンやシアンなどの有害物質が確実に発生する状態であり、もちろんそんなところには築地市場のように美味しい食材が並ぶ
市場を出すことは当然出来ない。
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責任はどこか?反応まとめ
「中国じゃあるまいに」
「858億円、都職員給料天引きして欲しい」
「確信犯やろ」
「これは犯罪。全国に危険な食材を送ることになるところだった」
「あれだけ建てて、どうするの?」
「で、お金はどこにいったの?」
「犯人を放置しないで」
「三菱自動車を笑えない」
「政府は沈黙しているな」
「一般企業だったらボーナスカットなど様々な処分が下る。都はどうなる?」
「関係者に損害賠償付きの懲戒免職を」
「役人が出す数字は信用出来ない」
出典:https://goo.gl/VSjafS
出典:https://goo.gl/KvFmQh
都民・国民の怒りが溢れています。
ありがちなパターンとしてはこのままよくわからず問題が忘れられるパターン。
そうならないように責任がどこにあるのか、858億円がどこにいったのか、しっかりと示して欲しいところ。
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