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金曜ロードショー紅の豚・ポルコが豚になった理由はなぜか?宮崎駿ジブリ映画に込められた逸話と名言

2016年11月11日21時より、金曜ロードSHOW!にて、「紅の豚」がHDノーカット放送で放映されます。

2016年に「以降の映画製作を凍結する」と発表したスタジオジブリが、24年前の1992年に制作した往年の名作であり、スタジオジブリ発足から風の谷のナウシカを入れて7番目の作品である紅の豚

宮崎駿監督による最後の作品「風立ちぬ」と重なる1920年頃を舞台にしており、日本とイタリアの国は違えど、同じ飛行機への情熱を燃やした男たちを描いた作品です。

宮崎駿監督のミリタリーへの愛情と、イタリア・アドリアーノを舞台にした異国情緒溢れる情感、近年のジブリ映画には見られないフランス映画のような気だるい恋愛模様が描かれるジブリ初期の名作ですが、劇中で描かれるキャラクターのバックストーリーや逸話には、映画本編では語られていない部分も多く、テレビ版放映後には「紅の豚のポルコはなぜ豚になったのか?」「ジーナの賭けの行方は?」「ポルコとジーナのその後は?」「フィオはどうなったの?」といった声が挙がります。

2013年公開「風立ちぬ」での引退から3年の月日が経ち、近年では「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督にアドバイスを贈るなど、邦楽アニメーションの後続を叱咤する姿が見られる宮崎駿監督ですが、往年の名作の輝きは今も色あせることはありません。

今回は、金曜ロードSHOW!放映・映画「紅の豚」にまつわるストーリー逸話劇中の名言とキャラクターたちの物語のその後から、紅の豚を楽しむポイントをご紹介します。



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金曜ロードSHOW!放送 紅の豚あらすじ

主人公であるマルコはイタリア空軍所属のエースパイロットだったが、戦争と軍、戦友の死に嫌気が指し、自らを呪ったことで醜い豚の姿の男・ポルコ・ロッソになってしまった。

軍部への反抗と、豚人間となったことが重なって、国家反逆の罪、密出入国、退廃思想、ハレンチで怠惰な豚である罪で追われる身となったポルコ・ロッソは、空中海賊の討伐に明け暮れながら賞金稼ぎとして名を馳せていた。

そんなある日、過去に因縁のある空賊・マンマユート団に襲われた女学生を助ける。

幼なじみでもあり、飛行艇乗り憧れのマドンナでもあるジーナが経営するホテルでは、カーチスという男がポルコの所業を褒め称えるが、実はカーチスは、ポルコに恨みを持つ空賊連合にスカウトされた凄腕の助っ人パイロット。

カーチスの奇襲を受けて長年の愛機を撃墜されてしまったポルコは、修理を依頼したピッコロ社の孫娘・フィオと出会ったことにより、イタリア・アドリアーノ中を巻き込んだ、航空機レースでのカーチスとの最終対決に臨むことになる…

紅の豚・ポルコはなぜ豚になったのか?

映画・紅の豚、海外版では「PORCO ROSSO」(ポルコ・ロッソ、赤のポルコ)と題されており、真っ赤なカラーリングの飛行艇で空を駆け巡ったエースパイロット、主人公・ポルコの事を指しています。

作中でも語られる通り、主人公の本名はマルコ・パゴット

幼馴染のジーナや、昔馴染みの空軍仲間からは、人間であった時の名前「マルコ」と呼ばれています。

では、イタリア空軍きってのエースパイロットであったマルコ・パゴットは、なぜ紅の豚ポルコ・ロッソになってしまったのでしょうか?

イタリア語で、ロッソは「赤」、ポルコは「豚」を意味します。

ヨーロッパ文化圏では、「豚」とは臆病者のことを指す皮肉でもあり、イタリア空軍のエースパイロットであった彼が、豚人間となった後に、自らへの蔑みと皮肉を込めて名付けたと言われています。

第一次世界大戦で、イタリア空軍のエースパイロットとして数々の敵を自らの手で殺し、次々と死んでいく仲間を見てきたマルコ・パゴット。

劇中でポルコがフィオに回想として語る、「雲の平原」のシーンでは、空で戦死していった戦友についてが描かれます。

幼馴染のジーナと結婚した友人・ベルリーニ。

彼を助けようとして叶わず、逆に窮地に陥ったマルコは、気が付くと、一面に雲の平原が広がるような不思議な空へ出ています。

敵味方も関係なく、空で死んでいった飛行機の列の中に戦友・ベルリーニの姿を見つけるも、マルコは彼らを引き留めることができず、そのまま飛行機の列から離れてしまいます。

助けることが叶わなかった戦友自らがその命を奪った敵国のパイロット空に昇って行った飛行艇

ただ一人、生き続けることを強いられたマルコは、その後も生き続けることと引き換えに、自らへの呪いと蔑みで豚の姿になってしまったのではないでしょうか。

一見すると、コミカルな豚と陽気な空賊たちのドタバタコメディでもある紅の豚ですが、作中のテーマには、自らの過去への自責と後悔によって豚となってしまった人間の成長が描かれています。



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幼馴染・ジーナとの賭けの行方はどうなった?

私 いま賭けをしてるから。
私が この庭にいる時、その人が訪ねてきたら、今度こそ 愛そうって賭けしてるの。

でも そのバカ、夜のお店にしか来ないわ。日差しの中へは ちっとも出てこない。

(飛行艇のプロペラ音)(あの野郎 戻って来やがった)

バカ…

(引用:紅の豚 劇中のセリフより)

ポルコの幼馴染であるジーナは、作中で「ある賭け」をしていることを告白します。

想い人が昼に庭を訪ねてきたら、こんどこそ愛すると決める、という賭け。賭けの相手はもちろん主人公であるポルコなのですが、映画の劇中では、ジーナの賭けがどうなったのか?はハッキリと描かれてはいません。

ジーナさんの賭けがどうなったかは私達だけの秘密…
(引用:紅の豚エピローグ、フィオのナレーションより)

エピローグのなかでは、こう語られているジーナの賭けの行方ですが、エンディングのワンシーンから、その答えが示唆されています。

エンディングの、ジーナの白い飛行艇が空を飛ぶシーン、そのシーンでは、ジーナの店がある島に、赤い飛行艇が停まっているのが見えます。これが、ポルコの赤い飛行艇ではないかと言われています。

エンディングの赤い飛行艇がポルコのものであったか?ジーナの賭けがどうなったのか?

それはポルコとジーナ、そしてフィオたちだけの秘密です。



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紅の豚作中で語られる名言

「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」
(ポルコ・ロッソ)

紅の豚、作中で最も有名なセリフです。
憎い賞金稼ぎを「豚野郎」とののしる空賊に対する皮肉のセリフですが、先に述べた「マルコ・パゴットの戦友たちに対する後悔と自責」を描いた雲の平原のシーンを思うと、「戦争で多くを殺し、生き残った自分への皮肉」とも受け取ることができ、とても奥深いセリフにも聞こえます。

「ベルリーニ 無事だったのか・・・ベルリーニ、待て、どこへ行く?」
「ベルリーニ 行くな!! ジーナをどうする気だ!俺が代わりに行く!」
(マルコ・パゴット)

豚となる以前、雲の平原で、高く空へと昇っていく戦友に語り掛けるマルコ・パゴットのセリフ。
ベルリーニを助けられなかったことへの自責と、ジーナを想う気持ち、自身こそが死ぬべきだという後悔が表れた、幻想的なシーンでの一言です。

「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」
(マダム・ジーナ)

ポルコの幼馴染であるジーナの台詞です。
ジーナが、アメリカ人のカーチスから受けたプロポーズを断るシーンでのセリフ。大人の女性の余裕と魅力を感じさせるとともに、戦死したベルコーニ、豚となったマルコ、そして遺されたジーナの人生を垣間見ることのできる一言です。

「馬鹿野郎!そういうのは一番大事な時にととっけ!」
(ポルコ・ロッソ)

「キスをしたら人間に戻るのでは?」というフィオの提案に対するポルコのセリフ。

「マルコ。マルコ聞いてる?あなたもう一人の女の子を不幸にする気なの?」
(マダム・ジーナ)

カーチスとの激闘の末に、殴り合いで決着をつけようとする2人。
ポルコが負ければカーチスのものになってしまうフィオ。ダウンを奪われたポルコに対してジーナが言い放った一言には、アドリアーノ中の男たちがほれ込んだ理由が頷けます。

夏の休暇をホテル・アドリアーノで過ごすのは私の大切な決まり
ジーナさんは、ますますきれいになっていくし、古いなじみも通って来る
そうそう、まだ大統領にはなってないけどミスター・カーチスも時々手紙をくれる
あのアドリア海の夏が懐かしいって…

ジーナさんの賭けがどうなったかは私達だけの秘密…
(フィオ・ピッコロ)

エピローグで語られるフィオのセリフです。
彼らのその後がどうなったのか、思い描くことも映画を見る楽しみの一つかもしれません。

国内の反応

海外の反応

「イタリア人だけど、なぜこの映画がイタリアで知られていないのか理解できない」

「ハヤオミヤザキはイタリアのことをよくわかってる。」

「僕が幼い頃に見た、一番の偉大な映画だよ」

「美しいイタリアの航空機が、日本の東京から凱旋飛行してるよ」

「イタリアのロマーニャから歓迎の意を贈るよ」

「彼はただの豚ではないのだ」

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