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電通の過労死は上司の問題だけでなく深いブラック企業体質なのか?反応と考察

女性新入社員の過労自殺が労災認定された事を受けて、東京労働局と三田労働基準監督署が労働基準法違反の疑いで電通の本社に立ち入り調査に入り刑事事件としての立件される可能性が出てきた事から、電通は「ブラック企業」と言えるのか否かという事が盛んに論議されています。最初の方は女性社員が記録として残したツイッターから上司だけの問題かとされてきた面がありあましたが、次第に企業体質が問題視されるようになり強制捜査に至っています。
これに対する考察と反応をまとめてみました。



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電通の過労死は上司の問題ではなくブラック企業体質が原因?

今回の過労死事件に関して、最初は矛先が上司でしたが徐々に電通そのものに以降し問題が大きくなっています。
彼女のツイートはその友達もリツイートしています。

もはやブラック体質は電通だけではなく日本の体質だという言葉には考えさせられるものがあります。

電通に対するネット上の論議としては、典型的なブラック企業であるという意見や自分が勤めている企業も同様であり特に問題だとは言えないという意見など、「ブラックである」という見方に対して賛否両論が飛び交っている状況です。

「日本を代表するブラック企業だ」
「JALを見習ってほしい。残業をなくすのは経営者・上司の仕事だ。」
「上司のパワハラの問題も非常に大きい」
「過労死が問題じゃないのでは。上司の問題でパワハラ案件でしょ」
「上司の労いの言葉や周りも一緒に頑張っていれば、人間はある程度過剰には働ける」
「36協定を廃止」
「私は200時間以上残業していたけど好きな仕事だったから大丈夫だったなあ」
「上司に責任を取らせてほしい」
「仇を」
「電通のルーツは戦前のスパイ組織さ」

出典:https://goo.gl/rm88zm
出典:https://goo.gl/KUoUw0



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電通はブラック企業か?

「ブラック」か否かという事に対しては、「ブラック企業」という事の定義がどう考えられているかというがはっきりしていなければ意味がない訳ですが、一般的には労働関係法令に違反して働いている人の不利益が大きい状況を作りだしている又はそのような労働環境を放置している企業という事が定義に近いと考えられるので、そのような観点から、電通が「ブラック企業」なのか否かという事を考察してみる事にします。

労働基準法は、1日の最長は8時間、1週間の最長は40時間であると定めています。しかし、実際の業務において延長する必要がある場合は起きてくるので、その部分に関しては割増しの残業代を支払うという事が最低限必要とされている訳です。
そこで問題になるのは、雇用する側の意向等により自由に延長できるのかのという事が非常に重要になってくる訳です。
割増し分の支払いのみで済むならば、その分を考慮した少ない金額を雇用時点で提示する事により、労働時間に関する規定は無意味になると言えます。そのような事態を避ける為には、延長分も含めた絶対に超えてはならない総労働時間を定めてそれを超えて労働させた場合には刑法に定められている重大犯罪並みの罰則規定を作れば、防止は可能だと考えられますが、現状はそこまでの国民的合意はなされていない為に、最大労働時間に関しては曖昧な面が有る労働法制となっていると言えます。

実際に職場で働いてみると感じる事だと思うのですが、長時間労働をする事に関しては、「会社の為になる行為」として、上司のみならず同僚からもプラスの面で評価される場合が多いという現実があると言えます。その際に、「会社側が支払う残業代がいくら」とかいう事が問題になる事は殆ど無いと言えるでしょう。結局、職場における「民意」が長時間労働を承認してしまっているとも言えます。
しかし、”長時間労働による自殺”というような悲劇は、絶対に避けなけばならないと考える人が多数なのは確かだと考えられるので、雇用する側の責任をより明確にした、どのような事情があったとしても絶対に超えてはならない最大労働時間の制定等、労働法制の抜本的な改正がなされる必要が生じている現状であると言えるでしょう。
電通が「ブラック企業」か否かという内容に戻ると、今の段階では「どこにでもあるブラック企業」という事だとは思いますが
その異常性についての本当のことはやはり現場で働いている人にしかわかりません。

最後に

最後に、コメント反応を見ると「自分は200時間以上働いた」「自分は20時間拘束だった」という言葉も多いことについて。

実はかく言う筆者も昔、18時間労働を何日もして、理性的におかしくなっていったことがあります。
それを経験した人から言うと、途中でドロップアウトした人や、忍耐力がなかった人の分をカバーした結果そうなったパターンも多いので
自分を正当化したいし、自分の頑張りを認めてほしいという気持ちもあり、そういうのに耐えられない人を軽蔑とまでは言いませんが
長谷川教授のように「それくらいで…」という論調を持つ気持ちもわかります。

しかし、その気持ちがわかる私でもやはり、それを「当たり前」にしてはいけない、ということの意味は分かります。
そこは今後の社会において改善していかなければならないのです。

ですので、言えることは
今ある社会は自体は、戦後から今まで信じられないくらい過剰労働してきた人のおかげもあった上で、我々は平和と便利さの恩恵を受けているということを自覚し、感謝しつつ
今後は人間らしい生活が誰もができるような労働環境を作っていく努力をすべきです。

決して、かつて過剰労働してきた人を否定してはいけないし、その人たちに感謝した上で快適な労働環境を求め
かつ、過剰労働をして苦労をしてきた私を含めた人は、それを人に望むことは間違っている、と自覚すべきでしょう。

両者とも、どちらも抜けてはいけないのだと思います。

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  1. (電通の過労死は上司の問題だけでなく深いブラック企業体質なのか?反応と考察)ブログの文章!

    ↑このコメントのとおり!わたしは、以前倒れた際は、まったく別企業です。今回もまた同じ!←時代は繰り返される・・・。

    私も、今回の件と同じように、過去に過労で脳出血(一生意識不明)を起こし、本来ならば、死亡して世間には存在していない人間ですが、現在生きています。いまも過労の件、繰り返されているようですね。会社は違いますけど前の自分と一緒!残念な気持ちです。ちなみに、私は、明らかに過労が原因で倒れたにもかかわらず、労災認定ではありません。

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